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repeat-associated non-ATG翻訳

REPEATASSOCIATEDNONATGほんやく

repeat-associated non-AUG translation.通常は翻訳されないリピート配列(例:G4C2リピートなど)から開始コドンを介さずに開始される異常な翻訳機構.神経変性疾患において毒性のある異常ペプチドの産生源となる.(実験医学増刊4317より)

徹底解剖 タンパク質発現異常 疾患の原因が見えてくる!新機構27選

転写バースト、G4構造、有害エクソン、非典型翻訳、リボソーム不均一性、共翻訳フォールディング、凝集体形成、アミロイド…

田口英樹,松本有樹修/編

リピートRNAを鋳型とする,開始コドンATGを必要としない非古典的翻訳現象.リピートの異常伸長が原因となるリピート病に関連したリピートRNAで発見され,産生するリピートペプチドの毒性が報告されている.翻訳開始の詳細な機構は解明されていないが,リピートRNAの形成する高次構造の関与が示唆されている.(実験医学増刊4215より)

“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究

機能分子としてのRNAを見つけ、知り、創薬に使う新時代

中川真一,廣瀬哲郎,松本有樹修/編

repeat-associated non-ATG翻訳.開始コドンATG非依存的な翻訳.ATGがないにもかかわらず異常伸長したリピートRNAからはタンパク質がつくられることが多い.翻訳の開始にはRNAの高次構造が関与していると考えられている. (実験医学増刊4112より)

いま新薬で加速する神経変性疾患研究

異常タンパク質の構造、凝集のしくみから根本治療の真の標的に迫る

小野賢二郎/編

開始コドンATGからはじまる古典的な翻訳に対して,異常伸長したリピート配列を含むRNAを鋳型としてATGに依存しない非古典的な翻訳のこと.ノンコーディングリピート病であるSCA8,DM1にて発見され,コーディングリピート病であるハンチントン病でも確認されている.3つのフレームすべてが翻訳されるが,その翻訳メカニズムは十分には解明されていない.(実験医学2020年8月号より)

RAN翻訳と相分離で紐解く リピート病

くり返し配列の“長さ”が発症の原因となる謎に挑む

永井義隆/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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